2013年4月20日土曜日

緑の党の参院選兵庫県選挙区公認候補予定者となりました

このたび、私、松本なみほは、緑の党参院全国比例区公認候補予定者から、
兵庫県選挙区公認候補予定者へ変更となりました。

緑の党WEBサイトより
http://greens.gr.jp/2013kokkai_info/6309/


そして4月19日、兵庫県庁にて立候補表明の記者発表を行いました。


以下は決意文です。




参院選兵庫県選挙区立候補への決意
緑の党 松本なみほ


●繰り返される棄民政策

阪神淡路大震災の後、神戸市は市民の民意を問うことなく総額1兆円の神戸空港建設や2700億円の新長田再開発を進めました。このときから「政治の本当の役割は何か?」を問い続け、以来10年間、緑の党の設立に携わってきました。

現在一児の母となり、こどもたちに安全な食べものとエネルギー、そして戦争のない世界を手渡したいとの思いで、米づくりに取り組み、アジア太平洋地域の緑の党の仲間と反原発・反核のネットワークを作ろうとしていました。そんな矢先、2011年の東日本大震災、福島第一原発事故が起こりました。

この瞬間にも、こどもたちや労働者が高い放射線に曝されています。食品の安全基準値は改められましたが、到底安心できない値です。また、莫大な輸送費目当てに計画された震災がれきの広域処理も行われました。放射能に汚染された汚泥や肥料も全国に流通しています。そして、大飯原発3・4号機も動いています。

今行われている政策は、まさに棄民政策だと感じます。



●このままでは、子どもたちを守れない!

昨年末、非民主的な選挙制度である小選挙区制度のもと、自民党が勝利しました。

自民党政権は、2030年原発ゼロを見直し、食品の放射能測定の緩和、原発再稼働、新規建設、海外への輸出までもを進めようとしています。TPPに参加すれば、遺伝子組み換え食品は何の表示もされずに、食卓に登ってくるでしょう。また、表現の自由を奪い、日本を戦争ができる国にするための憲法改正の準備も進んでいます。

アベノミクスがもてはやされていますが、少子高齢化が進む日本では、経済成長したとしてもほんの一瞬に終わるでしょう。後に残るのは、低賃金の非正規雇用、正社員の長時間労働、ムダな公共事業による環境破壊、そして国の借金です。

このままでは、こどもたちを守ることができない。そう痛感し、今回、兵庫県選挙区から緑の党として参議院選挙に立候補することを決意しました。



●兵庫から「脱原発・非戦オリーブの木」を!
兵庫県は、土井たかこさん、岡崎ひろみさん、原和美さんと、平和を訴える女性の国会議員を生み出してきた地域です。また、脱原発や非戦を願う政治グループや市民団体が運動しています。こういった方々とともに、兵庫から脱原発・非戦のオリーブの木としての選挙を戦いたいと考えています。

「シェーナウの想い」というドイツ映画のメッセージに「母親は、子供をまもるためにライオンのように戦わなくてはなりません」という言葉があります。
私、松本なみほも、先人の切り開いた平和・脱原発への歩みを止めることなく、命がけでこどもを守る母ライオンのように力の限り闘う所存です。