2015年1月17日土曜日

阪神淡路大震災から20年、 稼動原発ゼロ490日目の決意

























あの日から20年が経ちました。

多くの人が語るように、私もあの「揺れ」は「家にトラックが突っ込んだ!」

としか思えない「衝撃」でした。


そして衝撃の直前の車のアイドリングのようなブーンという音もいまだに記憶があり、

ある車種のアイドリングが聞こえると「大地震!?」と身がすくんでしまいます。


20年を経ても、心に刻み込まれた恐怖と悲しみを抱えて過ごされている方がたくさんおられると思います。

一生消えることはないかもしれません。


無理にこの思いを断ち切る必要もないと思いで、この1日を過ごそうと思い、

今日は家族と、淡路島での HEART ISLAND vol.1~はじまりのおと~
https://www.facebook.com/events/625928764197123/?ref_dashboard_filter=upcoming
におじゃましました。

(写真は会場のカフェ・ナフシャのオーナーでありアーティストである尾崎さんの作品。 阪神淡路大震災のときのイメージ「再生」が表現されているとのこと)


20年前に被災した人、ボランティアで神戸に入りそのまま神戸に住んでいる人、

福島第一原発の事故を機に行動をはじめた人、

「大震災」という出来事でつながった人たちとの再開や出会いがありました。

おもちつきをして、つぶつぶのもち米が一つのお餅につき上がるのを見て、心がとても暖かくなりました。




阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災、

生かされた私たちにできることは、つながりと教訓を次の世代や世界に広めていくことだと思います。



そして阪神淡路大震災のあの衝撃を体験した者として、

私のできることは、やはり、原発を止めること、

自分たちの時代の間違いを認め、持続可能なエネルギー社会を後世に向けて築くこと、

だと確信します。



阪神淡路大震災から20年、日本の稼動原発ゼロ490日目の今日、2015年1月17日、
そんな決意の一日となりました。